庭園文化セミナーVol.18【白鳥庭園見学会+庭園鼎談】
実施概要
- タイトル:JLAU庭園文化セミナーvol.18 白鳥庭園見学会+庭園鼎談
- 開催日時:2020年2月15日(土) 10:30~16:30
- 見学場所:白鳥庭園、名古屋市国際会議場(愛知県名古屋市)
- 講 師:戸田芳樹氏、野村勘治氏、吉田昌弘氏
- 参加者 :48名(講師含む)
JLAU会員21名 一般19名 学生8名
JLAU庭園文化セミナーvol.18「白鳥庭園見学+庭園鼎談」開催しました。
白鳥庭園は、平成元年の世界デザイン博会場に作られた日本庭園を拡張整備した、東海地方最大規模の池泉回遊式庭園。吉村元男氏の設計による木曽三川と濃尾平野の地形をモチーフとした雄大な庭園構成と、川崎幸次郎・佐竹三喜雄氏による巧みな石組みのほか、現在の指定管理者(岩間造園)による丁寧な庭園管理も見所です。
午前の部では、3班に別れての庭園見学。講師及び指定管理者による丁寧な解説を頂きながらたっぷりと庭園の魅力を堪能しました。
午後の部では戸田芳樹氏(戸田芳樹風景計画)、野村勘治氏(野村庭園研究所)、吉田昌弘氏(空間創研)の三講師による作品紹介と、戸田先生による白鳥庭園の読み解きからの問題提起に対して鼎談を伺いました。更にJLAUメンバーを加えて、日本庭園とは何か、日本の美学とは何なのかといった問題まで掘り下げて議論を展開。この場で答えが出る問題ではありませんが、参加者にとっても自身の庭園観、デザイン観を見つめる良い機会になったのではないでしょうか。
セミナーのあとは恒例の懇親会。関東関西からも集まった参加者と三講師が更に庭園論を交える、貴重な交流の場となりました。