IFLA-APR2023日本大会公式ロゴの公開
JLAUは、2023年11月に東京(二子玉川)で開催されるIFLA-APR2023日本大会の公式ロゴを公開します。
日本では古くから現在にいたるまで、地震、台風、水害、火山噴火といったさまざまな災害に見舞われてきました。水、風、火山などの自然は災害をもたらすと同時に、河川、温泉、山岳地形といった、美しい景観や豊かな自然などのさまざまな恩恵をもたらしてきました。それらの災害とどのように向き合い、共生していくかというテーマが、今回のランドスケープ国際会議では問われています。
「Living with Disasters」と題されたIFLA-APR 日本大会のシンボルマークは、日本にもたらされるさまざまな災害の「渦」や「波」をモチーフとしています。天気図の等圧線や地形の等高線を切り取ったような、大胆に、有機的に変化する同心円は、大きな自然の脅威とその恩恵の渦中で暮らす日本を表現しています。
広がり、集まり、うねりながら変化する繊細な線形は、災害を表現するアイコンであると同時に、木目や自然物にあらわれるゆらぎ、季節のうつろいなどのイメージを想起させ、ランドスケープアーキテクトが人々の暮らしと自然の中に創り出す、心地の良い居場所を象徴するマークとなります。
(意匠登録手続き中)