Landscape Week 2025
Landscape Design for Living
暮らし/生きもの/命のためのランドスケープデザイン

今年が初回となる「Landscape Week 2025」は、JLAU内で活動する各部会(観光、庭園、都市デザイン、多様性などが一堂に会し、「Landscape Design for Living」をテーマに、セミナー、見学会、ゲストを招いたトークセッションなどを、2日間にわたり集中的に実施します。来場者の皆さまと共に、暮らし・生きもの・命のためのランドスケープデザインについて、さまざまな視点から考える機会を創出します。

期間   |2025年11月22日(土)・23日(日) 
会場   |リビングデザインセンター OZONE & オンライン
会場最寄駅|JR「新宿駅」駅南口から徒歩12分、都営新宿線・京王新線「新宿」駅から徒歩10分 等
チケット |JLAU・OZONE会員・・・・・ ¥4,000
      一般・・・・・ ・・・・・・ ¥6,500
      学生・・・・・ ・・・・・・ ¥2,000
      チケットは2日間共通、対面参加・オンライン参加共通です。
      購入は以下のURL(Peatix)からとなります。

      https://landscapeweek2025.peatix.com/

主催 |一般社団法人ランドスケープアーキテクト連盟   協力 |リビングデザインセンターOZONE

プログラム


■DAY1 11/22(土)
●メイン会場 5FL | セミナールーム  〈オンライン配信〉
11:00-12:30  アワード部会 [セミナー]
JLAU AWAED2024新人賞の最優秀新人賞、審査員特別賞による受賞記念講演
(15分)アワード趣旨説明、過去2回についての概要説明
(25分)プレゼン① 上條慎司(最優秀新人賞)
(25分)プレゼン② 山田裕貴(審査員特別賞)
(20分)質疑応答
( 5分)まとめ

講師:上條慎司(上條・福島都市設計事務所)、山田裕貴(Tetor)、津久井敦士(三菱地所設計)

13:30-15:00  国際・IFLA部会 [トークセッション]  
世界と対話するランドスケープ ーIFLA世界大会報告と日本の実務への展望
フランス・ナントで開催された国際ランドスケープアーキテクト連盟(IFLA)2025世界大会に参加した実務者、教育者、学生が、世界各地の課題や取り組みを報告し、その知見を日本の実務や教育にどう生かせるかを議論します。さらに、国際的な実践から見える共通性と多様性を手がかりに、ローカルな活動をグローバルな知恵の共有へとつなげるランドスケープの可能性と展望を考えます。 
5分オープニング
20分IFLA大会報告
30分事例発表
30分トークセッション+質疑応答
5分まとめ

講師:保清人(ロスフィー)、戸村英子(工学院大学)、政金裕太(信州大学)、金香昌治(日建設計)

15:30-17:00 技術(企業)部会 [トークセッション] 
企業とJLAUメンバーで語る社会課題に挑むランドスケープ技術の可能性

JLAU企業会員が登壇し、各社から社会課題への取り組み事例、実績を紹介する。
紹介された取り組みを、JLAU技術部会メンバーと講師の霜田氏とで紐解き、ランドスケープに関する技術の今後の可能性を探る。
5分オープニング
40分トークセッション①+質疑応答
40分トークセッション②+質疑応答
5分クロージング

講師:霜田亮祐(千葉大学准教授)、西垣和真(三菱地所設計)、飛世翔(大林組)、藤田浩暢(日本興業)、綿引秀敏(LIXIL)

17:30-19:30 ネットワーク部会 [トークセッション] 
北海道と九州での取組からランドスケープアーキテクトの職能を掘り下げる

本セッションでは、村田氏(高野ランドスケープ)より「造園学会北海道支部サマースタジオ2025」、德永氏(ランドスケープむら)より「造園学会九州支部学生交流2025」について話題提供をいただく。それぞれの地域で展開される取り組みを通じて、地域固有の課題に対してランドスケープアーキテクトがどのように貢献し得るかを探るとともに、職能の可能性を再考する機会としたい。また、忽那氏のモデレーションのもと、地方の豊かな暮らしを支えるためにJLAUが果たすべき役割について、参加者全体でディスカッションを行う。
5分オープニング
30分事例紹介①+質疑応答 (村田)
30分事例紹介②+質疑応答 (徳永)
40分ディスカッション
10分質疑応答
5分クロージング

講師:村田周一(高野ランドスケープ)、德永哲(ランドスケープむら)、忽那裕樹(Eデザイン)


●サブ会場 7FL | コラボエリア
11:00-12:30 スケッチ部会 [ワークショップ] 
特徴を捉えて樹木を描くコツを学ぶ鉛筆スケッチワークショップ
(10 分 あいさつ、全体に樹⽊の描き⽅の説明
(30 分 樹形タイプ①の描き⽅説明→各⾃スケッチ+個別指導
(30 分 樹形タイプ②の描き⽅説明→各⾃スケッチ+個別指導
(20 分 スケッチの講評

講師:室田秀男(環境デザイン グリーングラン主宰)

15:30-16:30 片木の部屋 [トークセッション] 
ドーハ園芸博など国際的に活躍する保清人氏と「ランドスケープイズム」について語る
本セッションでは、2023年ドーハ国際園芸博において日本政府屋外出展プロデューサーを務めた保清人氏をゲストに迎え、トークセッションを行う。
中東という砂漠地域ならではの厳しい環境条件のもとでの挑戦と成果を紹介いただくとともに、現在も継続して取り組まれている探求学習やSTEM教育の実践を通して培われた、保氏のランドスケープ思想とその実践の流儀について伺う。
5分オープニング
20分事例紹介 (保)
30分クロストーク+ 会場と意見交換
5分クロージング

講師:保清人(ロスフィー)、片木孝子(スタジオテロワール)

●会場外 新宿周辺 
9:00-10:50 都市デザイン部会・庭園部会 [フィールドワーク]
新宿におけるランドスケープ作品とまちづくりの歴史を学ぶ見学ツアー

35分新宿住友ビル三角広場 (恩田)
20分新宿の歴史についてのレクチャー (高橋)
35分京王プラザホテルの説明 (大橋)
20分新宿の歴史についてのレクチャー (高橋)

 講師:恩田 聡(日建設計)、高橋靖一郎(大林組)、大橋鎬志(M&N環境計画研究所)


■DAY2 11/23(日)
●メイン会場 5FL | セミナールーム  〈オンライン配信〉 
14:00-15:30 観光部会 [トークセッション]
「みなかみ町のこれから」について語る官・学・民のトークセッション

10分)これまでのみなかみでの活動 (井野)
20分)みなかみ町の活動 (石坂)
20分)都市デザイン研での取組み (永野)
40分) クロストーク+ 会場と意見交換

講師:井野貴文(muui設計事務所)、石坂貴夫(みなかみ町役場)、永野真義(東京大学助教 都市デザイン研究室)

16:00-18:00 メイントークイベント [トークセッション]
「万博とは何だったのか?」忽那裕樹氏✕永山祐子氏による対談

大阪・関西万博でランドスケープを手がける忽那裕樹氏と、パビリオン設計を担う建築家・永山祐子氏による対談。忽那氏が構想した「静けさの森」は、1970年の大阪万博との連続性を意識した風景です。一方、永山氏が設計した2つのパビリオンは、2027年の国際園芸博覧会でファサードが再利用される予定で、リユースによる資源循環と環境共生を目指しています。両氏が持続可能な自然とデザインの可能性を語り合い、未来の環境づくりのヒントを探ります。
5分オープニング
30分事例紹介① 忽那裕樹(E-DESIGN)
30分事例紹介② 永山祐子(建築家 永山祐子建築設計)
40分ディスカッション
10分質疑応答
5分クロージング

講師:忽那裕樹(E-DESIGN)、永山祐子(建築家 永山祐子建築設計)
モデレーター:根本哲夫(N2L)


●サブ会場 7FL | コラボエリア
11:30-13:00 多様性部会 [セミナー・ワークショップ]
造園分野でも知るべき獣害対策の本質や課題についてレクチャーとボードゲームから学ぶ
本企画は、地域における獣害対策の課題である「地域(住民)の当事者意識の醸成」と「多主体による協働体制の形成」を、体験型のボードゲーム研修を通じて支援するものです。野生動物に関する昨今の状況等に関する講義の後、ボードゲームを用いた演習で、住民・ハンターの立場を演じながら、見えないイノシシを追い詰める協働体験を行います。
30 分)イノシシ・シカ・クマなど大型獣の状況について概要説明
(60 分)ボードゲーム体験/イノシシ、ハンター、住民の立場を演じながら見えないイノシシを追い詰める

講師:井上剛(地域環境計画)

14:00-15:30 学生WS部会 [トークセッション]
JLAU協賛の日本造園学会関東支部サマースタジオ2025の成果発表とディスカッション

JLAUが協賛する日本造園学会関東支部サマースタジオは、若手実務者がチューターとして参加し、ランドスケープを志す学生と共に課題に挑む、貴重な学びの場として発展してきました。本セッションでは、2025年のテーマや取り組みの概要を紹介し、入賞チームや有志学生による成果を発表いただきます。また、今年で第20回という節目を迎えるにあたり、これまでの歩みを振り返りつつ、来年以降の新たな展開や未来への可能性を、実務者・学生・参加者の皆さんと共に考えます。
5分オープニング
20分これまでの歩みと2025
30分学生による発表
(30分トークセッション+質疑応答
5分まとめ

講師:須藤 伸孝(日建設計)、木滑 公人(muui設計事務所)、渡部 美香(三菱地所設計)、
    本田 亮吾(オンサイト計画設計事務所)



詳細な情報についてはJLAUの各SNSから随時発信を致します。
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本イベントのフライヤーは以下からダウンロード可能です。


最新のEvents

  • U-40 ランドスケープコミュニティ デザイントーク Vol.37 – 39

  • 平賀達也講演会「近作を語る」

  • 『LANDSCAPE WEEK 2025~Lanndscape Design for Living 暮らし/生き物/命のためのランドスケープデザイン~』開催のお知らせ

  • 『ランドスケープデザイナーのたまごを温めてみた話』オンライン部会トークサロン No.1

  • JLAU観光部会フィールドワークVol.15 山岳高原リゾート研究 【みなかみ町の廃墟再生】

  • JLAUスケッチ講座 2025 秋・冬

  • JLAU多様性部 野外セミナー(Vol.006)  【造園CPD認定】

  • 『ディテールから語るランドスケープデザインとこれから』(前編:東京開催)限定公開!!

  • 『ディテールから語るランドスケープデザインとこれから』(後編大阪開催)