観光とランドスケープデザイン(勉強会後編)
ランドスケープアーキテクトの業務領域の一つである「観光レクリエーション計画」。観光部会では2024年5~7月にかけ、観光の役割やマーケットの把握方法などの観光原論を学習する勉強会前編とフィールドワークを行いました。
勉強会後編では、観光原論を踏まえた計画論に焦点を当て、「観光」と「ランドスケープデザイン」双方の面から学びや意見を交わせる場を2週間に一度のペースで開催します。ぜひご参加ください。
・プログラム概要:観光を活かした地域振興手法
※造園CPD認定プログラム 10.0単位
日程 | テーマ | |
第6回 | 11月7日(木) | 都市計画と地域計画(地域計画の限界) |
第7回 | 11月21日(木) | 地域振興と観光 |
第8回 | 12月5日(木) | 余暇動向の変化と予測 |
第9回 | 12月19日(木) | 観光計画論 |
別途申込 | 1月11-13日 | フィールドワーク#2(群馬県みなかみ町) |
第10回 | 1月23日(木) | フィールドワーク#2まとめ |
※CPD単位は全5回(第6回から第10回まで)参加した方のみ付与対象となります。
【第6回〜第10回】
●開催時間:19:00-21:00
●開催場所:港区立産業振興センター& Zoom
●現地参加費用:
-前編申込者 JLAU会員・学生 1,000円、非会員(学生以外) 3,000円
●Zoom参加費用:
-前編申込者 JLAU会員 ・学生1,500円、非会員(学生以外) 4,000円
※現地、Zoom参加いずれもフィールドワークを除く5回分の参加費
※途中参加できない会がある場合も、返金は致しかねますので予めご了承ください
●募集人数:会場 25名程度、Zoom 100名程度
※会場参加者は軽食付です。
※本プログラムは参加者が学びや意見を交わすことを目的とした勉強会であり、オンライン講義を行うものではありません。Zoom参加の場合はレクチャー状況を配信しますので、画像などが見にくい場合がありますがご了承ください。
●申込:
*第6回から第10回までセットでの参加申し込みとなります(フィールドワークは別途申し込み)
*どうしても都合がつかない回がある場合はお知らせください
▪︎申し込み方法
・以下(peatix)よりお申し込みください。
https://jlauseminar202411070123.peatix.com/
・本イベントは事前申込制であり、会場参加は人数に達し次第締め切ります。
お問合わせ MAIL:kankoubukai@gmail.com
▪︎会場
港区立産業復興センター 10階
JR田町駅三田口(西口)から徒歩4分、都営三田線・浅草線三田駅A3出口から徒歩4分またはA4出口から徒歩3分
〒108-0014 東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア10F
講師
南 賢二
冒頭にもあるように、ランドスケープアーキテクトの業務領域に「観光レクリエーション計画」がありますが、近年は地方や都市の活性化の方策として観光を活用する動きが従来に増して拡大しています。しかし、観光施設やレクリエーション施設、宿泊施設等を安定的に運営していくためには、遠方に住む数万あるいは数十万人の人たちを、四季あるいは三季にわたって誘致し、さらに5年10年先も安定して呼び込むことができる魅力ある観光地やレクリエーション地区を整備する必要があり、これは決して容易なことではありません。
観光部会では2014年ころから観光計画の基礎である観光の役割やその構造、そしてマーケットの把握方法などを理解しつつ、観光レクリエーション計画の手法等に関する学習と実践を進めてきました。しかし10年を経て会員の入れ変りも進んだことから、観光計画の基礎的な知識の習得について再度学習と議論を行うことになりました。
観光レクリエーション計画に関心を持つ、JLAU関係者の皆さんの参加を期待します。
元(株)ラック計画研究所代表取締役、元高崎経済大学地域政策学部観光政策学科教授 南 賢二