観光とランドスケープデザイン
ランドスケープアーキテクトの業務領域の一つである「観光レクリエーション計画」。観光部会では観光の役割やマーケットの把握方法などを学習しつつフィールドワークを行なってきました。近年、地方や都市の活性化に観光を活用する傾向も増していることから、2024年度は学習の時間を強化し「観光」と「ランドスケープデザイン」双方の面から学びや意見を交わせる場を2週間に一度のペースで開催します。ぜひご参加ください。
⚫︎2024前編:観光の役割と構造(観光原論)
日程 | テーマ | |
第1回 | 5/9(木) | 日本人と観光 |
第2回 | 5/23(木) | 観光の役割 |
第3回 | 6/6(木) | 観光産業の構造 |
第4回 | 6/20(木) | 観光マーケティングの基礎 |
7/13(土)〜14(日) | フィールドワーク#1(群馬県みなかみ町) | |
第5回 | 7/19(金) | フィールドワーク#1 まとめ |
【第1回〜第5回】
●開催時間:19:00-21:00
●開催場所:港区産業振興センター(会議室1)& Zoom
●現地参加費用:JLAU会員 1,000円、非会員 3,000円 ※簡単な軽食付き
●Zoom参加費用:JLAU会員 1,500円、非会員 4,000円
※現地、Zoom参加いずれもフィールドワークを除く5回分の参加費
※途中参加できない会がある場合も、返金は致しかねますので予めご了承ください
●募集人数:会場 25名程度、Zoom 100名程度
※会場参加者は軽食付です。
※本プログラムは参加者が学びや意見を交わすことを目的とした勉強会であり、オンライン講義を行うものではありません。Zoom参加の場合はレクチャー状況を配信しますので、画像などが見にくい場合がありますがご了承ください。
●申込締切:5月6日(月)
*第1回から第5回までセットでの参加申し込み(フィールドワークは別途申し込み)
*どうしても都合がつかない回がある場合はお知らせください
●本プログラムは、造園CPD(10.0単位)対象プログラムです。
ただし、プログラム付与にあたっては、5回全ての参加が必要となりますのでご注意ください。
⚫︎2024後編:観光を活かした地域振興手法
※後期の実施予定は仮のスケジュールです。
日程 | テーマ | |
第6回 | 8/22(木) | 都市計画と地域計画(地域計画の限界) |
第7回 | 9/5(木) | 地域振興と観光 |
第8回 | 9/19(木) | 余暇動向の変化と予測 |
第9回 | 10/3(木) | 観光計画論 |
10/19(土)-20(日) | フィールドワーク#2(群馬県みなかみ町) | |
第10回 | 10/31(木) | フィールドワーク#2まとめ |
【第6回〜第10回】
●開催時間:19:00-21:00〈予定〉
●開催場所:都内会議室&Zoom
●参加費用:未定
●募集人数:会場 25名程度、Zoom 100名程度
●申込締切:8/15〈予定〉
*第6回から第10回までのセットでの参加申し込み(フィールドワークは別途申し込み)
*どうしても都合がつかない回がある場合はお知らせください
▪︎申し込み方法
・Peatix(以下のURL)よりお申し込みください。Zoom参加の方には後日改めて参加用URLをご案内します。
https://jlauseminar202405090719.peatix.com/
・前編、後編ともに事前申し込み、会場参加は人数に達し次第締め切ります。
お問合わせ MAIL:kankoubukai@gmail.com
▪︎会場
港区立産業復興センター 会議室1
JR田町駅三田口(西口)から徒歩4分、都営三田線・浅草線三田駅A3出口から徒歩4分またはA4出口から徒歩3分
〒108-0014 東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア9F・10F・11F
講師
南 賢二
冒頭にもあるように、ランドスケープアーキテクトの業務領域に「観光レクリエーション計画」がありますが、近年は地方や都市の活性化の方策として観光を活用する動きが従来に増して拡大しています。しかし、観光施設やレクリエーション施設、宿泊施設等を安定的に運営していくためには、遠方に住む数万あるいは数十万人の人たちを、四季あるいは三季にわたって誘致し、さらに5年10年先も安定して呼び込むことができる魅力ある観光地やレクリエーション地区を整備する必要があり、これは決して容易なことではありません。
観光部会では2014年ころから観光計画の基礎である観光の役割やその構造、そしてマーケットの把握方法などを理解しつつ、観光レクリエーション計画の手法等に関する学習と実践を進めてきました。しかし10年を経て会員の入れ変りも進んだことから、観光計画の基礎的な知識の習得について再度学習と議論を行うことになりました。
観光レクリエーション計画に関心を持つ、JLAU関係者の皆さんの参加を期待します。
元(株)ラック計画研究所代表取締役、元高崎経済大学地域政策学部観光政策学科教授 南 賢二